方向補語

動詞の後ろについて、人やモノが移動する方向を説明する働きのものを方向補語といいます。方向補語も動作の結果、どこへ移動するのかを表すので、結果補語の一種とも考えられます。
方向補語の基本“来lái”と“去qù”の使い方と意味

上の例のように、A君とB君では視点が違うので、A君はC君が「歩いてくる」と言い、B君はC君が「歩いてゆく」と言います。このように話し手の視点を基準として、近づいてくるのを“来lái”を、遠ざかるのを“去qù”を動詞の後ろに置いて表します。
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方向補語になる動詞は限られていて、“来lái”と“去qù”のほかには上にあげた8つの動詞だけが方向補語になれます。
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方向補語は上にあげた8つの動詞と“来lái”または“去qù”を組み合わせて使うこともできます。その組み合わせは以下のとおりです。
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この場合、8つの動詞の後ろに目的語を置くだけです。
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“来lái”または“去qù”を伴う場合は、基本的に“来lái”または“去qù”の前に目的語を置きます。ただ、目的語のタイプによって目的語の位置に違いが生じます。
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“学校”“大楼”“宿舍”などの持ち運びができないものの場合は必ず“来lái”または“去qù”の前に目的語を置きます。
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“手机”“雨伞”“书”などの持ち運べるものも基本的には“来lái”または“去qù”の前に目的語を置きます。ただし、動作がすでに完了しているときには目的語を“来lái”または“去qù”の前にも後ろにも置くことができます。
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否定は上のいずれの形でも“没(有)”で否定します。
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ただし、条件文の場合には“不”で否定します。
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xiànzài bù qùjiù láibùjí
现在 不去 就 来不及。 (今行かなければ間に合わない。)
方向補語になることができる8つの動詞とその使い方


方向補語になることができる8つの動詞と“来lái”“去qù”の組み合わせ


目的語の位置
①V+8つの動詞の場合

②“来lái”または“去qù”を伴う場合



方向補語の否定文

方向補語の派生的な意味
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方向補語は方向を示すだけでなく、本来の意味から離れ、抽象化したり転化したりして、慣習的にある一定の意味をもって使われることがあります。方向補語ではこの派生的な意味が頻繁に出てきますので代表的なものを下に紹介します。









