

語気助詞
日本語で「どうしょうかなぁ」「あなたしてよ」「これでしたよね」などというとき、「なぁ」「よ」「よね」などで、簡単や確認などを表しています。中国語でも文末に語気助詞を置いて、そのような話し手の気持ちを表すことができます。会話で頻繁に使用できるのでしっかり勉強しましょう。
“吗ma”の使い方と意味
平叙文の文末に置き、相手に問いかけたり、質問する語気を表します。
“呢ne”の使い方と意味
“吗ma”疑問文以外の疑問文の文末に用い、思い戸惑いの気持ちを表したり、前の内容を受けて「~は?」と、聞き返すことができます。
-
進行のアスペクト“正在zhèngzài”や持続のアスペクト“呢ne”、また副詞の“可kě+形容詞”との相性もいいので、しばしば文末に用いられます。
-
gōngyuán lǐ rén kě duō ne
公园 里 人 可 多 呢。 (公園は人が多いですよ。)
“了le”の使い方と意味
-
文末や文中のポーズを置くところに用い、状況の変化や新しい事態が発生したことを確認したり、文を言い切りにするなどの働きを持ちます。よく、“了2”といい、完了のアスペクトを“了1”といい、区別します。
“吧ba”の使い方と意味
-
命令文の文末に“吧ba”を置くと、語調が和らぎます。また、はっきり言い切る表現でも文末に“吧ba”を置くと、和らいだニュアンスとなり、結果として推量や確認の意味を表します。
-
“啊a”の使い方と意味
-
文末に置き、驚きや感嘆を表します。よく“多duō~啊a”という形で、「なんと~なことか!」と、強い感嘆の気持ちを表します。
-
前に来る単語の発音によってよく次のように発音のしやすいように変化します。
“的de”の使い方と意味
-
文末に“的de”を置くときっぱりと言い切る口調になります。また、“是shì~的de”構文として、すでに起きた事柄の焦点を当てたいところ、取り立てたいところを~の中に入れてそれが起きた場所、時間、方式、目的などを強調する構文を作ります。
