寒山寺(ハンシャンスー)


概要

寒山寺(寒山寺hánshānsì)は、「月落ち烏啼いて霜天に満つ…」という張継の詩「楓橋夜泊」で有名な禅宗寺院で、名曲「蘇州夜曲」にも歌われている所です。

唐の時代に「寒山」と「拾得」という僧侶が住むようになってから寒山寺と呼ばれるようになりました。森鴎外の小説『寒山拾得』の主人公です。

外観は鮮やかに彩られ、反り返った軒などいかにも中国寺院らしい趣をしています。

歴史

南北朝時代に、武帝の時代に「妙利普院塔院」として創建されました。

全盛期の寒山寺の面積は広く、「馬に乗って山門を見る」と言われるほどでした。当時、北方から訪れた旅行者は、まず寒山寺を参詣してから蘇州の市街に入ったといわれます。

現在の建物は清時代末に再建されたものです。

見どころ

境内には張継の石刻碑文や、寒山、拾得、豊乾三僧の石刻像、など多数の歴史文物が残されています。

「鐘房」にある鐘は「1回撞けば10年若返る」といわれ、大晦日には多くの観光客が訪れます。

張継の詩に詠まれた「江橋」も近くにあるので、合わせて見るのもおすすめです。「楓橋」は楓橋湾内にあります。